カワタキのものづくりは日々の暮らしからヒントを得ることもあれば、販売先バイヤー様のリクエスト、市場調査、ユーザーからの貴重なご意見など様々な情報源を元にスタートします。ここでは全方位にアンテナを張り巡らし、より良い商品づくりに奮闘している担当者たちの熱い思いをご紹介致します。

― 商品開発という仕事をどう定義していますか?

私が携わる商品カテゴリーが園芸、ペット、文具ですので、自分が携わった商品で人々の暮らしに楽しみや安らぎを与えることができる仕事、そして私の今の使命は、日々のストレスを軽減したり、楽しく、快適になるサポートやコロナ禍で新しい事を始めた人達のお手伝いができるような商品開発を行うことだと思っています。


― これまで取り組んできた商品で印象に残っている商品はありますか?

「たち刈る君」という除草具は、毎年春から秋にかけてよく売れる実績のある商品ですが、購入されたユーザー様に正しく使って頂けず、 お申し出が発生している状況でした。そこで昨年末からメーカー様、得意先様、社内の品質管理担当、仕入担当も巻き込んで取扱説明書の修正に取り組むことにしました。よくお申し出を頂いていた内容について、わかりやすい説明を組み込み、使用画像を拡大したり、簡潔な文章に作り替えました。その甲斐あって視認率の高い大きな売り場で掲載していただき、ご注文増につながりました。よりよい商品を追求するうえでは、商品そのものの改良も常に考える必要がありますが、使い手がストレスなく、商品について知りたいことにたどり着けるようにユーザー視点をもつことも大事なんだと、説明書の修正を通じて実感できた事例でした。

文具の分類では「クラフト文机」という商品開発で、開発者としての醍醐味を味わうことができました。こちらは組み立て式のクラフト製の傾斜のある作業台です。元々児童向けの学習机はあったのですが、これを大人向けのデザインで、かつ物流上の制約をクリアできるサイズで作れないかと思い、開発を行いました。

最初はノートパソコン台の下に置きたかったので、現在販売している商品より小さかったのですが、社内の消費者モニターにかけてみると、生協様のカタログが入るサイズがよいという意見が出たので、今のサイズになりました。バイヤー様と一緒にメーカーを訪問し、商品名はバイヤー様につけていただき、無事クロージングすることができました。 

プレゼン資料や誌面案は消費者係が作り、品質管理がスムーズに組み立てられるかチェックし、社内外の皆さんが「いいものをつくろう」と動いてくださったおかげで、予想以上の売れ行きとなりました。 商品担当ひとりだけでは何も生まれません。メーカー様、バイヤー様、社内の関係部署など、周囲の人と風通しの良いチームを作っていく事が結果的に強い商品づくりにつながるのだと気づかせてもらえた、愛着のある商品です。


ペット商材も扱っているのですが、ここ最近の傾向として、コロナ禍の影響もあり、ペットを飼う人、さらにSNSにペットの写真や動画をアップする人が増えました。そこで、ついSNSにアップしたくなるような商材に力を入れています。その一つが「てくてくワゴン」です。コロナ禍で移動販売車が増えた背景もあり、このデザインを採用しました。猫が段ボール製の爪とぎで爪を研ぐと段ボールの破片でお部屋が汚れてしまうという飼い主ならではの悩みがあると思うのですが、このワゴンの中に爪とぎを入れて使えば、そんなお悩みも解決できます! またクラフト製なので廃棄も簡単です。猫や小型犬にとって落ち着く空間であると同時に、何より飼い主の皆さんがペットと一緒におうち時間を楽しんでいるところを思い描きながら、開発に携わらせていただきました。


― カワタキ商品をお使いの皆さんにメッセージをお願いします。

最近はコロナの影響もあって、プライベートの時間を充実させ、園芸や新しい趣味を始められる人もずいぶん増えました。暮らしの中で何か新しいことを始めた人たちを当社の商品を通じてお手伝いできればと、初心者でも扱いが簡単で失敗のない肥料や、ペットを飼われている方には、人間もペットも快適に過ごせる商品や、SNSに投稿するのが楽しくなるような商品を開発しています!

日々のストレスを少しでも緩和できたり、楽しく快適に過ごせるアイテムをお届けすることがくつろぎ時間につながればと思って日々取り組んでいます!

>『BEAT~時代の鼓動~』にて当社をご紹介頂きました。